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2016年2月 8日 (月)

1カ月

みなさま、いろいろと心配をかけてしまってすみません。

多くの方からあたたかい言葉をかけていただき
どんなに気持ちがなごんだことか。
本当にありがとうございます。


あらから1カ月、9日は月命日です。
なんだかあっという間の1カ月でした。

悲しい気持と胸の痛みはまだまだ癒えることはありませんが
少しだけ気持ちが落ち着きました。
気持ちの整理をしていくには時間がかかるのだろうなと思います。


49日が過ぎるまではセキの水槽もそのままにしてあります。
今は陸場に自作の立体亀、卍ポーズのイシガメを置いてあります。


この1カ月、本当になにもできなかった。
ただただ日が過ぎるのを見送っていた。


先日、本屋さんで「大人のぬりえ」を見かけました。
無心に色を塗っていく作業、もしかしたら
少しは気がまぎれるかな?と思ったので
購入しました。


かわいい動物と植物が描かれたとっても愛らしい大人のぬりえ。
やってみたら結構楽しかったです。

しかしながら動物の配色がいまいちわからなくて
あれ?雀ってどんな配色だった??
こうなるとネットで画像を調べてそれから彩色するため
なんかめんどくさ~~~ってなってしまった。


そこでふと思い出したのです。
そう言えば随分前に「マンダラぬりえ」ってのを買ったよな。
あれどこにあるんだろう?

探したらなんてことはない、いつもの本棚にちゃんとあった。
いったいいつ買ったのかもう覚えていないけど
10年ぐらいたってるような気がする。


10年間、ずっと本棚にあったのにまったくスル―してて眼に入ってこなかった。
見かけてはいたけど見えてなかったんだな。


さっそく塗ってみました。
あれ?面白い。なんかわくわくする。
思いつくままに色をのせていく作業は没頭できて
あっと言う間に時間が過ぎる。


そこに浮かびあがってくる不思議な色と形の美しさに
なんだかとっても心が和んだ。

色の持つパワーなのかマンダラという図形が放つパワーなのか
わからないけど気持ちが落ち着く。
一気に3パターン塗ってみました。

Dscn0137
Dscn0138
Dscn0136
 
水彩色鉛筆をつかって塗っていますが、塗り終えたあと
水でなぞると発色がより鮮明になって楽しみが増えます。


とにかくひたすら塗っていました。
そこでネットでマンダラぬりえを調べてみたら
自分でマンダラを描くこともできるんだなあと知って。


動画も見てみました。
それは「ゼンダラ」と呼ばれるものでゼンタングルとマンダラを
組み合わせたものでした。


ゼンタングルは同じパターンの模様を描くことによって
美しい幾何学模様を生み出すアートです。

動画を参考にして私も描いてみました。
これがびっくりなんですが思いつくままに線と点、模様を
繰り返していくうつに思いもよらなかった形が
そこに浮かびあがってきて新鮮な驚きがありました。


Dscn0139
初めて描いてみたゼンタングル
材料は画用紙とマッキ―のみ。



フリ―ハンドで描く手法もあったので
そっちにもチャレンジしてみました。

Dscn0140
それがこちらです。
思いつくままに模様を描きまくる。

Dscn0143
アップにするとこんな感じ。下絵はまったく描いていません。
出たとこ勝負でどんどん描き足していきます。


そこでふと、亀のシルエットを入れようと。
できあがってびっくりしたのですがこれ「セキ」です。
セキを描くつもりはなくあくまで亀のシルエットを描く予定でした。

Dscn0142
自分で言うのもなんですがこの子の穏やかな慈愛に満ちた
眼をなんて表現したらいいのだろう。

ああ、そうか、セキは今平和なんだなって。
こういう世界にセキはいるんだなってそんなふうに思えて。

今日この絵を見た弟が言いいました。
「お姉ちゃん、セキはいまこういう美しい世界にいるんだってことを
伝えてきたんじゃないの?
この絵を描いたのはお姉ちゃんだけど描かされたんじゃないの?」って。

それを聞いて涙がぽろぽろこぼれて大泣きしました。


確かにそうです。私なにかに取りつかれたように
いっきにこの絵を描き上げていました。

いったいこのエネルギーはどこからやってきたのか?
悲しくて悲しくてなにも手につかなかった。
それこそエネルギーがマイナスになっていた私に
何かを生み出す力がまだ残っていたのだと。

そのことが心底うれしくて
こうして絵の中でセキが会いにきてくれたことがうれしくて。


もうひとつ不思議なことがありました。
いえ、夢だと思ってますが。


夜寝てると私の首元に重みを感じて
ごそごそと首元で何かが動いています。
やがて私の頭によじ登ってきて
頭皮に喰い込む爪の痛さでセキだとわかりました。
はっきりわかりました。


会いに来てくれたんだなあとしみじみとうれしかった。



なんだろう?この絵を描いたことによってなにか自分の中で
段階が切り替わったような気がする。


マンダラを描く、ゼンタングルを描く。
新しい表現の方法と出会った。
これを亀グッズ制作でいかしていくことができるかもしれない。
少しだけ前に進めたのかもしれない。


これからも私はセキと暮らした日々を胸に
6亀を守り生きて行こうと思います。







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コメント

はじめまして。
前回のブログで大泣きしました。私の数年前の悲しい別れを思いだして…
父、そして21年間一緒に暮らした猫との別れです。
今回のブログでは前向きな気持ちが見えたので安心しました♪
経験上、時間が解決してくれます。今まで以上にセキちゃんは常に一緒だからね!大丈夫!

投稿: カメハメハ | 2016年2月10日 (水) 08時29分

カメハメハさん~

はじめまして。コメントありがとうございます。カメハメハさんもおつらい経験をされたのですね。
少しずつ元気になっていきたいと思っています。心強いお言葉をありがとう。
私も時間を味方につけていきたいです。

投稿: きなこ | 2016年2月10日 (水) 23時24分

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